クルマ磨き

 

美しいコーティングには精密な磨きが大切。磨き依頼は慎重に。

クルマ磨きは、ただやみくもに磨けば良いというものではありません。塗装の厚さに対するキズの深さを考慮したり、光沢計で測定しながら磨く量を最低限に止める必要もあります。

 

他店で磨き及びコーティング施工をしてもらっても、納得がいかず、口コミで当店に再施工を依頼されるお客様も度々いらっしゃいます。一般の方から見ても納得のいかない仕上がりですから、当然ひどい状態(トラブル事例参照)で持ち込まれます。もちろん、そのような場合でも、できる限りの修復はさせていただきますが、なかには修復不可能と判断せざるを得ない場合もあります。

 

このようなトラブルが多いお店は、コーティング施工の担当者が専門スタッフではなかったり、車の状態は一台一台違うにも関わらず、一連の作業がマニュアルに沿う形で全車同様に行われてしまっている場合が多いようです。また、自社で使用しているコーティング材の成分内容や性能を十分把握していなかったり、作業場の設備も十分に整っていないようなケースも多々に受けられます。

 

誤ったクルマ磨き・コーティングは車の寿命を逆に短くしかねません。その車に最適な磨きとコーティング、そして美しい仕上がりをお求めのお客様は、クルマ磨きとコーティングの専門業者でもある当社にぜひ施工をご依頼ください。

 

<他店のクルマ磨きでよく見られるトラブル事例>
バフ目、汚れ落とし不足、磨き過ぎ、マスキング不足(隙間への コンパウンド汚れ、樹脂部等へのバフあて)、変色(ガラス、塗装)など

 

 

クルマ磨きのプロだからこそ、マスキングには手間をかけます。

マスキング作業は地味ですが、美しい仕上がりの磨きを行うには、とても大切な作業のひとつです。 コンパウンドを使用しポリッシャー作業をすると必ず乾いた粉を発します。この粉はあらゆる箇所に飛散し付着してしまいますが、完璧なマスキングを施すことによりこの粉の浸入を防ぐことができます。パーツの境目にはコンパウンドの焼き付き跡も残りやすいですし、コンパウンドカスは放置してしまうと頑固な汚れになってしまいます。

 

この作業を省くお店もあるようで、その言い訳としてマスキングなどしなくても磨けるのがプロだとか言っているそうです…。しかし、実際には違います。高級車等を扱う超有名店ほど、このマスキングを重要視しているものです。実際、マスキングを省けばその材料代と手間が大幅にカットできるわけですが、当店ではマスキングにはこだわります。軽自動車から高級車に至るまであらゆる車種において、完璧なマスキングを行っています。

 

 

デルタのクルマ磨き ラインナップ

スタンダードコース

ごく浅いキズのみを対象とし白やシルバーなどの淡色車でシミなどのダメージが気にならない方へおすすめのコースです。

ハイグレードコース

濃色車や洗車キズが目立つなどの場合におすすめのコースです。

スペシャルコース

雨染みがひどかったり、ブラシ洗車を多用している場合におすすめのコースです。車体表面のペーパーサンディングによる肌調整から行う特別コースです。※塗装の状態により無理な場合もございます。

 

クルマ磨き施工フローと事例紹介

当店におけるクルマ磨きの施工フローを、実際に作業した際の写真とともにご紹介します。なお、以下の事例は、ペーパーサンディングから行うスペシャルコースです。

 

かなり古いですがユーザーさんはこの愛車を大切にしています。より永く乗りたいとのことでご来店いただきました。
 
診断の結果 痛みは激しいですが現在まで磨きは一度もしていないので膜厚も有りなんとかなりそうでした。
ファーストポリッシュ
ウールバフでの大まかな研磨です。ここでは深いキズを出来る限りフラットな状態へもって行きます。
セカンドポリッシュ
細目のウレタンバフでウールバフで付いたミガキキズを取り除きます。この作業でほぼ全てのキズ消しを行います。
サイド部もスポットライトと水銀灯を使用し細部に至るまでツヤを復元します。
 
ファイナルポリッシュ
極細目のウレタンバフでセカンドポリッシュで付いたバフ目を取り除きます。
ここでの作業はとても大切です。この作業が完璧ではないと俗に言うバフ目と言う渦を巻いたようなキズが後に出てきます。他店で施工したお客様がよく当店に相談に来られます。
鏡面処理完了!
最後水銀灯やスポットライトにてバフ目が無いかチェックし終了です。
この車はグラスプロテクトGⅠまでの依頼でした。納車時はたいへん喜んでいただきまして私も嬉しかったです。ありがとうございました。
▲ページトップへ